大寶寺

空海ゆかりの寺

隠れキリシタンの島のイメージながら　実は仏教もしっかり在る。そうか　 空海は弘法大使だったのか。この年になってやっと気が付いた。

五島八十八カ所霊場第88番札所

「弥勒山 観音院 大寶寺」の創建は701年と五島の寺院の中では最も歴史が長く、大寶寺がある地名は「玉之浦町大宝」といい、恐らく昔は大寶寺がこの辺り一帯の広大な土地を所有していたであろうという事で付けられていると思う。車は大寶寺前の空き地に停めさせて頂く。山門には黄色の岩に「西高野山」と彫られた石碑がある。遣唐使に随行した空海が大寶寺で真言宗の講釈を開いた逸話が残っており、その後真言宗に改宗した事か...

空海が滞在した寺

　遣唐使の帰路、空海が滞在したとされる真言宗の寺。福江港から車で40分くらい。立派な門をくぐり左に行くと本堂と空海の銅像があります。

高野山よりさきに

空かいが唐から帰国したときに建てた施設ということは、高野山より古いということになりますね。小さいながら歴史がギュッと凝縮された寺。

西の高野山

　空海と関係するお寺で、教会が多い五島列島では仏教関連の施設はめずらしいと思います。港街への狭い道を行かねばならないので、運転には注意が必要です。 　敷地内にはたくさんの建物があり、さらに進むと奥の院まであるようでした。観光ルルートのひとつに入れてみると面白いと思います。