金比羅大権現

木漏れ日が社殿を綺麗に照らしていました

今では考えられませんが米原は湊としての機能が有ったそうです。ご存じ金比羅大権現は海上交通の神様、切っても切れない縁ですね。JR米原駅から徒歩１０分程、訪問は桜の花も散り終わった4月、木漏れ日が社殿を綺麗に照らしていました。

琵琶湖の湖上交通としても発展した米原宿です

「金比羅大権現」をご存じですか？ JR米原駅より東へ徒歩約１０分、青岸寺参道の右側にあります。 全国の金刀比羅神社の総本山となっている香川県琴平町の金刀比羅宮への金毘羅参りは費用がかかり庶民にとっては難しかったようで湖上交通の盛んだったこの地に安全祈願として建てられた歴史があります。古くは琵琶湖や行き来する渡し船なども身近に見ることが出来たと思います。 歴史を感じます。

金比羅大権現は、海の神様

金比羅大権現は、海の神様。何でこんなところにあるかというと、それは米原宿には米原湊という琵琶湖につながる港があったから。その名残りの一つがこの金比羅大権現なんですね。この辺りの歴史の理解が深まる場所だと思います。

湖上交通の安全祈願

　庭園が有名な青岸寺の横に立っていました。「湖上交通の安全を願って、湊を見下ろすこの地に祀られた…」由が、鳥居手前の米原町教育委員会の説明書きにありました。鳥居を潜ると石段が続き、上に祠が3社建っていました。