御鮨街道

鮎鮨を徳川家康へ献上するための通り

伊奈波神社近くで御鮨街道の道標がありました。 御鮨街道とは鮎鮨を徳川家康へ献上するための通りです。 御鮨は岐阜公園近くの益屋町で作られ御鮨街道を通り江戸へと運ばれたそうです。 特別当時を思わせるような風景がある訳ではなく道標だけですけどね。ちなみに岐阜から江戸まで5日間かかるそうです。

岐阜市内を通る街道

岐阜市内中心部を通る街道です。かつては名古屋まで続いており、長良川でとれた鮎を運んでいたそうで、それで御鮨街道という名前なのだそうです。現在は国道256線の裏通りという感じでした。

大垣が交通の要衝であることを示す一つかな

大垣の中心市街で標識を発見。鯖街道は小浜と京都を結ぶ街道なので、大垣で何で？と思いましたが、これは徳川家康へ鮎鮨を献上する岐阜から熱田を結ぶ街道なのだそう。大垣が交通の要衝であることを示す一つかなと思います。

歴史と食べ物が好きな人向き

岐阜の街の形成と、その街への食料を提供するためのルート（街道）です。信長などの饗宴用の食材をどこから調達したかや、街道沿いには老舗の飲食店が紹介されている。

昔の名残が散見されます

御鮨街道と言っても車が往来する道沿いなので様相はがらっと変わってるが、少し歩いて行くと昔の痕跡は幾分残っているようです。長い街道なので場所を決めて歩くといいと思います。伊奈波通から南に御鮨街道の標柱が立ってます。